【お得情報!】中小企業省力化補助金は「一般型」と「カタログ注文型」の併用が可能!
同じ設備投資で500万円節約する方法があります。中小企業省力化補助金なら、年度内に「一般型」と「カタログ注文型」の2つの枠を併用可能。人手不足と資金繰りの両方を解決できる、知らないと損する制度です。
1. はじめに:補助金の常識が変わった
中小企業の皆様、設備投資の計画はお進みですか?多くの補助金制度では、原則として同一年度内に同一事業者が複数の補助金(特に同一スキームの異なる枠)を同時に受けることができないと定められています。
しかし、2024年度から始まった「中小企業省力化補助金」には、2つの申請枠を併用できる独自のルールがあります。このルールを活用すれば、同一年度内に複数の工場や事業部門で効率的に補助金を受けられ、省力化補助金ならではのお得な設備投資も実現可能です。
2. 併用可能だから投資チャンスが拡大する!
「中小企業省力化補助金」には、大きく分けて以下の2つの申請枠があります。
- 一般型(オーダーメイド型):
・自社の課題に合わせて自らが選定・導入する高額な設備投資に利用。
(ロボットやマシニングセンタなど)
・補助上限額が高いのが特徴。
- カタログ注文型(簡易型):
・あらかじめ事務局が登録した汎用的な省力化製品(バリ取り機、小型協働ロボットなど)カタログから選択。
・申請手続きが比較的簡単で、スピーディーに導入可能。
この2つの型は、実は併用が可能です!
この「併用可能」という情報を知っているか知らないかで、年度内の投資規模に大きな差が出ます。
- 併用活用シミュレーション(実質負担額を大幅削減!)
従業員数40名、切削工場と板金工場を持つ中小企業A社の例で見てみましょう。
| 項目 | 切削工場(加工工程)への投資 | 鈑金工場への投資 |
| 導入設備 | マシニングセンタ + ロボット式自動投入排出装置 | バリ取り機 |
| 申請枠 | 一般型(オーダーメイド型) | カタログ注文型 |
| 購入費用 | 4,500万円 | 1,000万円 |
| 獲得補助金 | 2,000万円 | 500万円 |
| 実質負担額 | 2,500万円 | 500万円 |
活用ポイント
・併用不可の場合
高額なマシニングセンタ+ロボット式自動投入排出装置の補助金を使うと、バリ取り機費用1,000万円は自己資金で賄う必要があります。
・併用ルール活用の場合
両方の設備で合計2,500万円の補助金を受けられ、同年度内で効率的に設備投資の実質負担額を大幅に減らせます
このように、大がかりな投資(一般型)と、手軽に導入できる投資(カタログ注文型)を組み合わせることで、二重で補助金の恩恵を受けることが可能になります。
4. まず何から始めるべきか:3つのステップ
ステップ1:自社の省力化ニーズを整理する 人手不足が深刻な工程、残業が多い部門を洗い出し、大規模な自動化が必要な工程と小規模設備で対応できる工程を分けます。
ステップ2:カタログ製品をチェックする 公式サイトでカタログ製品を閲覧し、自社で使えそうなバリ
取り機、協働ロボット、自動梱包機などをリストアップします。
ステップ3:投資計画と資金計画を立てる それぞれの購入費用と補助金額を試算し、補助金は後払いのため一時的な資金手当てを準備。
- 補助金のお得な使い方まとめ
「中小企業省力化補助金」の一般型とカタログ注文型の併用可能という特例は、事業の多角化を進めている企業や、異なる工程で同時期に省力化を進めたい企業にとって、またとないチャンスです。
まずはカタログ製品をチェックし、自社に合う組み合わせを検討してみてください。戦略的な設備投資で、人手不足を乗り越え、生産性向上を実現しましょう!
申請支援についてのご相談は、ぜひ弊社までお問い合わせください。
専門スタッフが、貴社の補助金活用を全面的にサポートいたします。
※本記事の補助金情報は執筆時点のものです。
最新の情報は公式サイト(https://shoryokuka.smrj.go.jp/)でご確認ください。
※投資効果は事例企業の実績であり、すべての企業で同様の効果を保証するものではありません。